こんにちは、とまとです。
先日ネットサーフィンをしていたら、奇妙な現象に出会いました。
みなさんにもこれから全然起きうる現象です。
広告が急に消えた!?
どういう現象かと言うと、広告が突然消えます。
その時のスクショを御覧ください。
私が見ていたのは海外のキュレーションサイト(?)でした。
こちらのサイト→予想以上のものを写し出したドローン撮影写真50選
ドローンで撮影した、おもしろい写真集ですね。
Googleマップを眺めるのが好きで、こういう世界の面白い写真があるとつい見ちゃいますw
そしてなんとまあ、広告の多いことw
奇妙な現象はこのサイトをスクロールしている時に突然起きました。
何の広告だったか忘れましたが、突然グレーアウトして、
「広告を削除しました。」と表示されたんです。
確か同じ広告が2つ並べられていて、先に右側の広告が消え、続いて左側の広告も消えました。
しかし私は広告に触れてもなかったので、削除した覚えがなく。
そこで詳細をクリックしたところ、今度はこんな文が現れました。
「この広告は、デバイスのリソース消費が多すぎるため、Chrome によって削除されました。」
Chromeによる削除が原因
これはどういう意味かというと、
この広告はChromeが削除しといたよー^^
っていうことなんです。
そう言えば消えた広告は動画だった気がします。
重たいからChromeが自動的に消してくれたんですね。
※ここより下はかなりマニアックな話になりますので、
原因がわかったらそれでいいよ〜という方は
読み飛ばしちゃってくださいw
Chromeが2020年から始めたらしい
この取組みは2020年5月14日のChrome公式ブログに詳しく書かれています。
8月末から安定的に開始するとも。
広告の容量に上限を設けて、それをオーバーするとChromeが反応する仕組みです。
その条件は
- 30秒間に4MBのデータ
- 15秒のCPU使用率
- 合計60秒のCPU使用率
上記いづれかに該当した場合です。
広告動画が重くて困るなら、始めから上記に該当しない広告動画しか
受け付けられないようにすればいいのに。と思いました。
でも、データの重さだけじゃなく、CPU使用率が関係してるようなので、
各PCの処理能力にもよることから、一概に制限を設けられないということなんでしょうかね〜。
ちなみに全体の0.3%の広告が、この条件をオーバーしているらしいです。
そうすると、
ネットワークデータが27%も占領され、 CPU使用率は28%にも及ぶそうです。
広告主はこれに該当してしまったかどうかちゃんと確認できるようです。
つまりChromeは広告主に対してこの広告が条件を超えて削除対象になったから、
次は改善した広告にしてね、とお知らせしているんだとか。
Chromeによるユーザー保護サービスは以前からある
Chromeはユーザーが快適にサービスを利用するため改善を以前から行っていて、
公式ブログによると、2018年にもユーザーを有害な広告から保護する活動を始めています。
これがいわゆるネットサービスでよく謳われる
『UX(ユーザーエクスペリエンス)』というやつですね。
Chromeはユーザーを意図的に誤解させるような広告からユーザーを守るよう、
不正なポップアップや、新しいウィンドウの要求がちゃんとブロックされるように
実装したようですが、完全には防ぎきれなかったようです。
例えば「閉じる」や「✕マーク」と見せかけ、クリックさせてサイトアクセスさせたり!
悪意がすごいですよね!
こういった不正な広告やサイトに対し、 Chromeは2018年の12月以降、悪意のあるサイトの広告を全て削除することを宣言しています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Chromeとスパムとの戦いの軌跡がすごいですよね。
ネットサーフィンしているといろんな広告に出会いますが、安心して利用できるのは
こうしたChromeのUXのおかげなんですね^^
昔はクリックするだけで課金になったり、高額の電話回線に繋がれて海外から請求が
届くなんてことが有りました。
実はずっと前、家も一度被害にあったことがあるんですが、
その時は安心してネットサーフィンできなかったですね。
自分でサイトの安全性を確認するのも大事だと気づいたきっかけになりました。
みなさんも今後このような現象に合うことも出てくると思いますが、
Chromeが利用しやすくしてくれているんだな、と感じていただければ幸いです。
それでは今日はこのへんで。
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