こんにちは、とまとです。
どうすればいいの?
今日はそんな悩みを解決します。
そしてあなたがなりたい、全てのものになる方法を伝授します。
こういった悩み。あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
- いろんなことがある程度できて器用なところがある
- でもプロフェッショナルかといえばそれほどでもない
- どれも中途半端
- 飽き性ですぐ別のワクワクするものに目移りする
- 自分には根性がないのかもしれないと感じる
- 天職が見つからない
- 自分の知識やスキルに自信が持てない
- 一つに絞れないが故に生きづらさを感じる
まさにこれだっ!という方もいらっしゃるのでは。
それでずっと、悩んでこられたんですよね?
わかります。私も同じ。
けど今は、自分にあった働き方を見つけました。
その方法をお伝えしていきます。
この記事を読むことで、あなたを長年悩ませている原因が明らかになり、
「器用貧乏の本当の適職」がわかるようになると思います。
それでは、少しだけお付き合いくださいね。
【器用貧乏の適職は?】あなたはマルチ・ポテンシャライトかも
色々な分野の人物がプレゼンテーションを行う『TED』で、
エミリー・ワプニックという方が、あるアイデンティティを提言しました。
それが『マルチ・ポテンシャライト』という生き方です。
器用貧乏の正体、とも言えるかもしれません。
このプレゼンテーションは、700万回以上の再生数を記録。
大変な反響を生みました。
↓右下あたりにある「…」マークを押して選択すれば日本語字幕がでます。
マルチ・ポテンシャライト
↓
さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探求する人
世界を変えるのはマルチ・ポテンシャライトだとも。
マルチ・ポテンシャライトと思われる著名人
- アリストテレス
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ベンジャミン・フランクリン
- ガリレオ・ガリレイ
個人的にはマンガ・昆虫・医学・その他様々な分野の知識に長けていた、手塚治虫先生も、マルチ・ポテンシャライトなんじゃないかなと思います。
他にもそれらしき著名人が、たくさんいますよね。
長年苦しんできたことの原因がわかった
自分で言うのもあれなんですが、私もマルチ・ポテンシャライトの一人かもと思っています。
マルチ・ポテンシャライトを知ったとき、あまりにも当てはまっていて驚きました。
自分を長年苦しめていた原因がわかって、スカッとした気持ちになりました。
でも自分で器用と認めるなんて、自慢に聞こえてなんだか鼻につく
そう思われるかもしれません。あえて打ち明けたのにはちゃんと理由があります。
理由がわかれば、あなたも自分がマルチ・ポテンシャライトと受け入れられるはずです。
その理由はまた後ほど。
悩みの原因は世間のプロフェッショナル思考
様々な分野でスキルや知識があるにも関わらず、あなたが生きづらさを感じている原因は、
世間の『プロフェッショナル思考』です。
世間一般的にこういう人が良しとされる傾向があります
- 1つのことをつらぬいている
- 専門家が尊敬される
- 一流(プロフェッショナル)になることが良い
- 優柔不断はダメ
でも、一つに絞るなんて私達マルチ・ポテンシャライトには地獄みたいなもの、とエミリーさんは言います。
逆に、『好きこそものの上手なれ』はマルチ・ポテンシャライトにとって、魅力的な言葉に聞こえるのでは?
マルチ・ポテンシャライトのパワーを侮ってはいけない
マルチ・ポテンシャライトには、5つのスーパーパワーがあります。
- アイデアを統合できる
- 学習速度が早い
- 適応能力が高い
- 大局的な視点を持っている
- 様々な分野をつなぐ「通訳」になれる
マルチ・ポテンシャライトの働き方
ここまでマルチ・ポテンシャライトの特徴と、世間体とのズレをお伝えしました。
でもここまで読んでくれた皆さんは、こう思っているはず。
「それで、マルチ・ポテンシャライトであることを、どうすれば仕事に活かせるんだ!」
わかります!適職、知りたいですよね。
残念ながら今までは、スペシャリストのための教科書はあっても、
マルチ・ポテンシャライトのための教科書、ってなかったわけです。
でも大丈夫!エミリー・ワプニックさんは、ちゃんと本を出版されています。
しかもどうすれば仕事に活かせるかまで、かなり詳しく書いています。
マルチ・ポテンシャライトの4つのワークモデル
エミリーさんは、「4つの働き方(ワークモデル)」を提案しています。
大切なのは、この中から違和感を感じず、自分らしくいられる働き方を選ぶこと。
- グループハグアプローチ
- スラッシュ・アプローチ
- アインシュタイン・アプローチ
- フェニックス・アプローチ
① グループハグアプローチ
自分の興味と興味を組み合わせて仕事をする働き方です。
たとえばデザインと家具が好きなら、インテリアデザイナーとか。
音楽とカメラが好きなら、動画編集とか。
多面的な要素を持つ分野での起業もありですね。
② スラッシュ・アプローチ
全く違う職種を行き来する働き方です。パートタイムやビジネスをかけもちして、
安定よりも自由を重んじる働き方です。
③ アインシュタイン・アプローチ
安定を重視し、ワークライフバランスがとれたフルタイムの仕事につきつつ、自分のスキルを活かす働き方です。副業はこれに当てはまりそうですね。
④ フェニックス・アプローチ
数年ごとに興味が変わる人の働き方です。
掘り下げていくのが好きな人で燃え尽きてはまた復活します。
とまとの場合
私の場合で恐縮ですが、例として私はガッツリ
④ フェニックス・アプローチ(数年ごとに興味が変わる)
に当てはまりました。
実際、私はデザインの仕事をしながらブログも書くし、動画も撮るし、
農作業のお手伝いもしています。
全く異なる分野を行き交うのは、スラッシュ・アプローチそのもの。
本質的に、安定よりも自由、お金よりやりがいを求めるタイプです。
また今までを振り返ると、数年単位で興味のあることが移り変わっていることに、気づきました。
燃え盛るフェニックスの如く、あることに没頭し、深堀し、真っ白な灰になって消え、また燃え盛って復活する!と、聞こえはいいんですが、本当に理解しがたい生き方ですよね。トホホ…w
ただ同じフェニックスタイプである方のために、
フェニックスがでたらめに生まれ変わるわけではない
ということを一言つけ加えさせていただきます。
ちなみにこのフェニックスタイプは、マルチ・ポテンシャライトの中でもちょっと変わっていて、
①~④の働き方を行き交うこともあるそうです。
とても自由です。
自分はマルチ・ポテンシャライトと打ち明ける理由
マルチ・ポテンシャライトには、色々な興味があり、色々できることを他人に打ち明けにくいわけがあります。
- プロフェッショナルでない罪悪感がある
- 自慢と思われてしまうのが嫌
- 詐欺師と思われたくない
エミリーさん曰く、マルチ・ポテンシャライトは、いくつか不安を抱えています。
その中に詐欺師症候群があると言います。
「自分は詐欺師かも」
「ここにいるべきではない」
「いつかみんなが目覚めて、それに気づいてしまう」
と思ってしまうそうなんです。
これはマルチ・ポテンシャライトの行動を妨げる、ボトルネックになる可能性がありますよね。
もしかしたら「できるけどプロフェッショナルではない」ことの罪悪感の表れ、かもしれません。
しかし本物の詐欺師は、罪悪感に囚われたりしません。
エミリーの本の中でも紹介されていますが、哲学者ラッセルの言葉に
「世の中の良くないところは、愚か者が自信たっぷりで、賢いものは不安に満ちていること」
というものがあるそうです。なんだか救われる言葉ですね。
罪悪感に囚われて何もしないより、マルチ・ポテンシャライトの力で、一人でも多くの人の役に立てることに意識を向けたい
あなたが人のためになると感じたものは、あなたの貴重な時間を使って得たスキルだったり、情報・知識だったりします。
私だったら、あなたが人の役に立てるかも、でも… と思っていることに対して
「いや、それ重要だから!迷わずに教えて!!力を貸して!!」と言い切っちゃいますw
マルチ・ポテンシャライトは、何も特別でない、多様な社会の中の一つのアイデンティティなんです。
胸をはって行動をはじめよう!
ここまで読んでくださったあなたは、マルチ・ポテンシャライトに心当たりがあるのではないでしょうか?
是非この記事を参考にご自身の働き方に取り入れ、適職をみつけていただけたらうれしいです。
私も行動をはじめました。
具体的には、やりたいことの分だけ、インスタやブログをはじめました。
インスタは描きたい絵柄の幅が広すぎるためです。
インスタって統一感が大事と言いますから。
絵柄がバラバラだと、いわゆるプロフェッショナル性に欠けますからね。
ブログはこのブログを含め、3つ運営することになりました。
そしてまだ足りないので、もうちょっと増えるかもw
でもそれでいいんです。
新しくブログを追加するコストはお名前.comのドメイン代1つたったの240円で済みました。
インスタに限っては無料です。コスパ最強と思います。
これで描きたい絵柄を描きたい時に描き、すぐさま公開できるようになりました。
あとはコツコツ積み上げるだけ。
よかったらあなたも興味の分だけ、力を出し切れる場所を作ってみてください。
TwitterでもインスタでもYouTubeでも。
私はマルチ・ポテンシャライトを知って、『アカウントはフォルダ』だと思うことにしました。
みなさん、普段からデータは分野別にフォルダに分けますよね。
それと同じです。でも、どれも私なんです。
以前はその数が少なくて、もやもやすることも。
例えば今日はすごくいい知識を得たから、ブログでみんなに知らせたい!
でもブログのジャンルとちょっと違うなあ…。なんて。
そこがボトルネックになっていたんです。
それをただ、できるようにしただけです。
ハードルは低く設定して成功体験を積もう
アカウント複数作るのは、ハードルが高いなあと思われた方も、まずはエミリーさんの本を読む、という小さなハードルから超えてみてください。
きっと自分らしく生きられる未来が見えますよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
エミリーの著書では、各ワークモデルが非常に詳しく記述されていますが、長くなってしまうので割愛しています。各項目ごとに当てはまるか、診断方法が書かれているので、興味のある方は実際に手にとって実践してみてください。
迷わずに、信じて自分の道をいきましょう。
なぜならこのネット社会では、好きなことで生きることが、享受されつつあるのですから。